木曜日のこと
こんばんは。
最近特にこれといって動きもなかったのでブログ放置してましたが、久しぶりに…
というわけで早速ですが。
今週木曜日、我が家のワンコが亡くなりました。
年末に脾臓の癌を患っていることが発覚し、摘出手術を行ったのですが、どうやら肝臓に転移していたらしく…
最後は台所にいる母親のところに行こうとして力尽きたみたいですが、苦しい声を出すこともなく、眠るように息を引き取りました。
我が家に来てくれてから13年と10ヶ月。
その間、2回も転職したり、しばらく東京にいってたり、もちろん慶應通信に入学して卒業したり、2人の弟は結婚して家を出て。
色々と我が家の環境も変わりましたが、ずーっと変わらず愛嬌を振りまいてくれました。
2歳になる頃にはおもちゃで遊ぶことにも興味がなくなり、お散歩に行くのもキライ。外でよそのワンコに会おうものなら文字通り尻尾巻いて逃げ出すけど、近所の人たちや家に来たお客さんや業者さんにはかまってほしくてまとわりついてました。
ただただ誰かのそばにいたいだけ。そして美味しい食べ物をおねだりするだけ。
暴れまわることもなく、吠えまくることもなく、一日穏やかにのんびりと過ごして、家族がお出かけから帰ってきたら、一生懸命顔舐め回して尻尾振って歓迎してくれました。
誰しもが同じように思うのかもしれませんが、どこのワンコよりも可愛くて賢くていい子だったと思います。
亡くなったことを家族や親戚に連絡したら、みんな飛んできて亡骸を抱きしめて泣いてくれました。
叔父や叔母、いとこはお葬式にまでわざわざ来てくれました。
飼い主のわがまま、人間のわがままかもしれませんが、誰よりも愛されて、誰よりも周りを癒やして愛してくれた子でした。
もっと一緒にいてあげればよかった、もっと治療もできたかもしれなかった、あのときああしていればよかったという後悔は山ほどありますが、家族の誰かが悲しんでいれば、ずーーーーーっと横にいて慰めてくれた子でしたから、あんまり引きずってると安らかに眠れないことでしょう。
天国でも陽の当たるところでのんびり横になりながら周りを眺めてることでしょうから、その姿を思い浮かべながら思い出を大切にしていきたいと思います。
次に再会するときには、また嫌になるくらい顔中舐め回してくれることでしょう。
そのときまでもう少しだけお留守番しててね。
TOEIC学習法を知りたい
こんばんは&新年あけましておめでとうございます。
しかしまぁなんですな、今年に入ってから絶賛寒い日が続いてますが、雪深いところにお住まいの皆さまは何卒ご自愛くださいませ。我が家のある大阪の南の山の方もかなり寒く、就寝時に靴下が欠かせなくなってしまいました。寝る時の靴下って気持ち悪いんですが、あまりにも寒すぎてもう…
さて、今年は勉強をリスタートする年なわけですが、勤務の調整も必要かもしれませんので、会社の方にも通学することは伝えた次第。
すると、上司の理系院卒さんから、「てことはあれやんね?英語もバリバリいけることになるんやんね?期待してるわ」という無茶振りが。
しかも間の悪いことに、会社が新しく「キャリアプランシート」なるものの運用を始めることになったもんですから、半ば問答無用で「TOEIC頑張る」ことも約束させられてしまいました。
でもって、約1年3ヶ月ぶりにTOEICの勉強を再開することになったのですが、テキトーにお茶濁そうかしら…と企んでいたのがあっさり見破られ、「ちゃんと目標設定せんとあかんよねー。てなわけで、2021年中に『700点』目指そうか?」とぶっ込まれてしまいました。
こうなってしまうと、必死にやる他ありまへん。
しかしながら、なんせ前回は「試験日を間違えて前日に会場に行った」くらいの人間ですから、実はあんまり真面目に取り組んでこなかったんすよね…
でもって、スコアも『560点』という平均少し下…
ここから700点に持っていくためにはどうすれば良いのでしょうか?
ちなみに手持ちの武器は、金フレと公式問題集。
もし、ナイスな知見をお持ちの方いらっしゃれば、アドバイスいただければ嬉しいです。
進学の動機(隙あらば自分語り)
こんにちは。
歳をとるにつれ、年末年始の感覚ってのが無くなっていきますが、今年もまた普通の休日と何ら変わらない日を過ごしております。
振り返ると、今年はブログも全然更新してなかったし、久しぶりに更新始めたと思ったら、Amazonの宣伝野郎と化すという…
だもんで、年末だしちったあ真面目なことでも書こうかなんて思ったんですが、なんせ卒業しちゃった上に、コロナで色々変わってしまってるもんだから、慶應通信のことも役に立つ話は書けねぇ…
てなわけで、この際だし自分語りでもしてみましょうかねということで、差し当たりで院に進学した動機なんかでも書いてみることにしました。
もしかすると、慶應通信での学習の先が見えてない人なんかが万が一にもいらっしゃるようなら、「へぇ、こんな奴もいるのね」くらいに思っていただけると光栄です。
動機その1:行けるところまで行ってみたくなった
これって裏返すと、「慶應通信に再入学しなかった理由」でもあったりするんですが。
実際、慶應通信卒業して別の学部に再入学する人って結構多いと思いますし、その意気たるや賞賛に値するものだと思います。
が、自分はあえてその選択はしなかったし、もっと言うと、ハナから再入学する気はさらさら無くて。
というのも、元々慶應通信に入学したのも、色々と勧められていたのに加え、自分のやりたい勉強に安く取り組めるというのが理由だったので、入学した時点でそこの動機は満たされてたわけです。
そこに加え、4年間大学の勉強に取り組んだことで、アカデミックな世界に少し触れることができ、そっちの世界で自分がどこまで通用するか、試してみたいなぁという気持ちの方が強くなり、学部レベルの先に挑戦したくなったのが、進学の大きな理由だったりします。
ですので、来年4月から2年間、まずは修士課程にチャレンジすることになりますが、もし機会があればさらにその先への挑戦っていうのも今の時点で視野に入れ、そのつもりで研究に取り組むことが必要です。実際問題、職業を持ちながら行けるところまで…っていうのは機会を得ること自体が相当にハードル高いですが、そういう夢見るのもいいかなぁって。
あとほら、もし博士号まで辿り着くことができたら、名刺に書けるじゃないですか。あれ、カッコよくありません?
動機その2:仕事上の関心
院では経営学の分野にチャレンジします。学部は経済ということで、少しは学んでいますし、卒論も商学部の先生に見てもらっていますが、実際は他分野への転換となります。
社会人大学院で経営学っていうと、MBA志向があるように思われるのが一般的ですが、実のところ、MBAっていう称号はどうでもいい(し、今回行くところは国際認証持ってない)って思っていて、それよりは仕事上の関心だとか問題点の解決を学術的に図れないか?というのが、経営学分野に転向した理由です。
あんまり詳しいことは言えないのですが、今の勤め先がコロナの影響を諸に受けていることに加え、そもそも企業としての体をなしていないようなところが多々あり…
普段の仕事の中でもその辺りの改革の実現に取り組んでいるつもりはあるのですが、やっぱり頭が凝り固まった人たちが多すぎてなかなか前進しない状況。ということで、そういった輩をやっつけるためには武器が必要!と考え、そのためにより自分のレベルを高めるのも目的だったりします。
動機その3:学歴(≠学校歴)コンプ
やっぱねぇ…現役時代にチャレンジすることすら叶わなかったってのは大きいっすよね…
慶應通信出たら、ちったあマシになるかなぁと甘く考えてたところもありますが、いかんせん、ウジウジと引きずっちゃう性分の人間はそう簡単にコンプレックスを解消できる訳もなかったです。
であるならば、より高度な学問の場に移ることで、その辺の解消ができるのかもなぁという風に思い、もう少し悪あがきしてみることにしてみた次第。
なんか年の最後になーんのオチもない、とっ散らかった話書きましたが、それもこれも年末の成せる技ということでご容赦いただければ。
というわけで、今年も一年お世話になりました。
来年も引き続きこの若輩者をご指導ご鞭撻いただけますと嬉しいです。
ではでは、ガキが始まる前に一眠りしてお風呂に入ることにします。
ここ1年くらいの読書メモその2
こんにちは。
年内に少し積み残したお仕事をしつつ、ウチのワンコの手術が無事に終わってホッとしております。
ここ数日、全く食欲がないので病院に連れて行ったら、脾臓に腫瘍があるとのこと。手術してもどれくらい延命できるのかは分からないですが、何もせずに後悔だけはしたくないですしね…
さて、お仕事の方も落ち着いたので、今日も少し読書メモを残していこうかと。前半は院試に向けて読んだり、入学前の準備として読んでいるものだったりを。後半は趣味の本になると思います。
院試関連の本は、慶應通信で経営学を学ぼうとか卒論書こうとしてる人にも役立つと思います。
院試関連で読んだ本たち
経営学で取り上げられる主な理論をざっと概観してる本。とりあえずは読んでおいて損はない。
こちらも経営学の基礎を身につけるのにオススメ。イノベーションのジレンマとかブルーオーシャンとかコア・コンピタンスとかその他諸々、今では当たり前とされている古典的論文を読むことができます。
慶應通信の経営学の指定市販教科書ですね。研究計画とか小論文ではだいぶ助けられました。
こちらは夜スク経営学のテキストとして購入したものでした。院では経営戦略について研究するのですが、そのための基本を再度押さえるために読み返しています。
この2冊も院での研究準備として読んでいます。ビジネススクールに通うわけではないのですが、ケース・スタディ必須のテーマなので、色んなケースを集めて読んでいるところ。
大学院の方から、レポート・論文を書くための復習用書籍として指定されて読みかけています。1年半以上、真っ当なレポートとか論文を書いていないので、もう一度ゼロから復習です。
他にも色々あるんですが、研究テーマに直結するものばかりなので割愛…
趣味関連の本たち
もうこれこそ白い悪魔の真骨頂ですよ。てか、20年前とか、東野幸治という人がここまでTV出まくるなんて想像もしてなかったよね。
ちなみにこの本読んだときにTwitterで感想つぶやいたところ、ご本人がリツイートしてくれました。
やっぱねー、プロレスファンとしては未だにUWFって語れるわけっすよ。
でもって、UWFの幻想を木っ端微塵に砕いたPRIDEとグレイシーってのがあって、そこに現れたのがUWFの血を引く桜庭和志。
「2000年の〜」の方は少し内容が薄い気もするけど、新日→U→PRIDEって流れは未だに血が騒ぐよね。
RIZIN?興味ねーっすね。勝手にやってれば。
突然の方向転換(粗品で再生お願いします
趣味というか、半分は仕事関連なんだけれども。
企業の不正ってどういう風に起こるのかなーってのに興味があって手に取った本。年末年始に読みます。
アニメでご存知の方も多いかも。悪の教典の作者の最高傑作。狂気を孕んだ世界がめちゃくちゃ美しいとしか言いようがなく。
アニメで知ってる方で未読の方は絶対読むべきです。
突然の方向転換2回目!(粗品でry
学問とか研究って、突き詰めれば哲学に行き着くと思うんですよ。じゃあ哲学の側は?っていう問いが自分の中にあったりして。その問いをもっと突き詰めたくて読んだ本。
ですが、一発では全然理解できないので、少し寝かして再読です。
てな感じで、またテキトーに並べてみました。
来年からは研究のための本が中心になると思いますが、読書習慣をもっと高めていけたらなーと思ってます。
ここ1年くらいの読書メモその1
こんばんは。
今回は自分用備忘録&密林からの使者としての記事です。
ここ1年くらいに読んだり、現在進行形で読みかけていたりする本たちをざっと書き込んでいこうかと。長くなりそうなんで何回かに分けます。
順番とかにはあんまり意味ないです。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の進め方なんてもんに関わってる人は一読してみても良いのではないかなと。
売れてるらしいっすね。ってことで読んではみたものの、ぶっちゃけ普通のことしか書いてなくね?と思っちゃいました。そんなに斬新?
ま、ぶっちゃけお付き合いで読んだ本ですが、意外と読み物としてはサクサク行けたかも。「電子を働かせろ!」ってコンセプトから漂うホワイトなんだかブラックなんだか分からない感じが好き。
Modern Monetary Theoryという理論。雑にまとめると「日本には円があるじゃないか!カネ刷れよ!国債?カネ刷ればいいじゃん!」って話。意外とアリなんじゃね?って思うところ多々。
シンプルに読み直しです。
経理部とバトる必要があったときに読んだ本。経費チェックするだけが経理じゃねぇぞこの野郎!っていう必要があったのをキッチリ補ってくれました。
韓国の大統領って辞めたら捕まるか非業の死を遂げるか?の二択しかないじゃん!って思ったので、通勤電車でその辺のお話なんかを蓄えてみようかと。韓国の大統領だけは地球上で最もなっちゃいけない職業のような気がした。
トランプのおっさん、まだ吠えてるみたいっすね。ここまで来たんなら徹底的に遠吠えしてほしかったり。
社会学ってなんか肌に合わんというか、好き勝手しか言わないよねーなんて思ってたところに、「いかに社会学というのは好き勝手しか言わないか?」をとうとうと述べた本に出会いました。在学中もレポート書くの苦労したもんなぁ…
経営管理に関するお仕事絡みで基本を改めて復習するために。
てなわけで、あと1冊だけ紹介して、続きはまた後日。院試準備で読んだ本などもまとめられる範囲でまとめようかと。
BBAかわいいよBBA
近況のご報告
ご無沙汰しております。
卒業してしまって過去の体験なども一通り?語り終えたところですので、なかなか記事を更新するきっかけもなく放置してしまったまま、Twitterの方で遊んでおります。
が、ちょいとばかしUpdateしておくべき近況の更新などがありましたので、久々に書いてみようと思った次第です。
というのもこの度私め、色々と考えた挙句に一念発起し、大学院に進学しようと思い立ち、そして先日、無事合格通知をいただいたところでございます!
社会人院生ということで少人数でもあるため、どこの院かバラしてしまうと即特定につながるのでそこはご勘弁いただくとして(修了した暁にはきっちりご報告しようかと思います。)、とにもかくにも来春から再び学び直しの時間が始まります。ちなみに専攻は経営学となります。
今度は慶應通信とは異なり、キッチリ通学(世情が変われば…ですが)して教授とも密にコミュニケーションを図り、そして最終的には2年後の修士論文完成を目標に取り組むことになります。
慶應通信で培ってもらった学習習慣を取り戻せるかどうか不安ですが、新たなチャレンジは気持ちの良いものということで、精一杯頑張りたいと思います。
というわけで、早速準備に取り掛かりました。まずは学習環境の整備が大事なので…
MacBook Air買うたったwww(←早速間違ってる
M1チップはいいぞぉ!サクサク動くぞう!これで勉強も捗るぞぉ!
…はい、真面目にやります。本読みます。ていうか、入学金払わないと…
ちなみに本ブログですが、タイトルを少しいじった上で継続し、勉強の様子なども記録に残していければ良いなと思います。流石に細かい内容書くわけにはいかんので、結果的には従来通り、テキトーな落書きを書き散らすことになると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。
それではまたちょっと動きなどあったときに更新してみますので、ヒマがあれば覗いていただければ…
卒論体験記その5:卒業試験
こんばんは。書くって言ったら書くんです、ハイ。
というわけで卒論体験記シリーズ、最終回の卒業試験編です。自分の卒業試験がちょうど去年の9/10でした。
既に終えられた方、ボチボチという方、そんなの関係ねぇという方様々かとは思いますが、ちょっとした暇つぶしにでも読んでいただければ。
過去の卒論体験記シリーズはこちらから。
例によって極めて個人的な体験でありますからご了承の程を。
1. 前日まで
のっけからで恐縮ですが、ここが一番勝負なんですよねー
というのも、当日は当然のことながら、「お前の卒論は何が良いんだい?ん?ん?」という質問をクリティカルに打ち返す必要があるわけで、その辺の準備は抜かりなくやりたいところです。
ここで1点注意するべきなのが、「試験用のプレゼン資料」。
これなんですが、たまーに「試験で追加の資料配布など認めぬ!」とおっしゃる先生がいらっしゃるそうで。
ボクも資料作りに悩んでたところ、某卒業生から「あったらあったで良いけど使えないかもだしなんとかなるさー」というアドバイスを頂いた結果、矢吹ばりのノーガード戦法で立ち向かうことにしました。
重要なのは、しっかりと卒論の内容をアタマに叩き込んだ上で、新奇性だとかアピールポイントをキッチリ喋れるようにしておくことではないかと。てか、つい数ヶ月前まで脳みそに汗かきながら書いた論文なんですから、そんなにイチからやる必要もないでしょう。
2. 当日開始前
このご時世ですからね。ビデオチャットなんでしょうね。自分のときは対面でしたので、前日には東京に移動して11時過ぎには三田にいましたよね。
で、試験が始まるのが確か14時。3時間ですよね。
多分、この3時間でタバコ1箱半は吸ったよね*1…コーヒーは5本くらい飲んでるよね…
ていうくらい緊張したよね。メンタルスムージーだし。
まぁこの時間はどうしても訪れます。緊張するなって方がムリなので、ガッツリ緊張してください。
3. いよいよ試験
いよいよ試験スタートです。試験は、指導教員の先生が主査となりもう1名副査の先生が同席して行われます。
でもって、たぶん最初は皆さん、「お前の論文プレゼンしてみ?」から始まるわけですが、ここであえて攻略法的な言い方をすると、「アピールは副査に向いて」ということ。
そりゃそうです。指導教員は論文全部読んでるんですから。てか、「提出してええで」と太鼓判を押したのは他でもない指導教員の先生です。強みも弱みも全部知ってて当たり前です。
ところが副査の先生はそういうわけではなく、その日までに論文を読んでるかどうかも微妙です。なんなら要旨すら読んでないかもしれません。
あと、「普段通信生を受け持っていない」とか、「今年から慶應来たばかりでまだまだ勝手が(←自分の副査の先生はこのパターンでした)」という先生も当然いらっしゃるわけで、そういう先生からすると「通信生の書く卒論ってどんなもんよ?」という見え方になるわけです。
となると壁はこの副査の先生。ですから、この先生に向かってどんどん自分の論文の凄さをアピールしましょう!
ただ、物ごとには何でも例外とか幸運とかいうのもありましてね。
自分のときは、まず大まかに「アレがこうだからナニをソレして」というあらすじをまずお話し、そこから、「で、ココが凄いわけよ。でもってこれ書いたオレって超凄くね?」という進め方を立てていたんですね。
で、あらすじを一通りお話して、いよいよ凄さアピールのターン!と思ったら、「で、ココが凄いわけよ」という話をまさかの指導教員が始めるというwww
で、副査の先生も「ふむふむ。で、ここはこうなんですな。」とエンジンがかかりはじめ。そうなると学者さん同士の会話がスタートとなるわけですから、一介のチンピラは黙るしか無いですね。
たまーに質問飛んできたときだけ、「そうなんですハイ」くらいの返答をしつつ、果たして試験なんだろうかという形で進んでいき、無事終了するという体験をしました。
で、一通りやり取りが終わると、後は四方山話に花を咲かせて終了しました。ホント、試験というより指導の延長みたいな感じで。
さすがにこんなケースはなかなかないでしょうが、いざ始まると気楽なもんなんじゃないか説は、自分の中で有力だったりします。
4. 総合諮問
卒業試験では、卒論に関する諮問の他に、「卒業に値する学力を有するか?」を問う総合諮問が行われるのがルール。
なんですが、ここについてはサーセン。何にもお話できません。
だって、それっぽい話、一切無かったんですもの。
まぁ、大学教授相手にお話してるんで、一介のチンピラの脳内は簡単に見透かされたんだと思うことにしときました。
ただ、一応、ここの準備もしっかりしておいたほうが良いとは思います。特に卒論に関連する分野周りとか、ホントの基礎の部分とか。
嘘かマコトか、経済学部で「市場」を「イチバ」と読んで落とされた人がいるなんていう都市伝説もあったりしますから、そんなしょうもないミスはしないようにしましょう。
5. 試験終了後
もうお好きにどうぞ!昼間っから飲むもよし、キャンパス内を散策するもよし、生協とかインフォメーションセンターでお土産買いまくるもよし。
昨今のリモート試験なら、そのままベッドに全裸でダイブすることだって許されちゃう!
本当に本当にお疲れさまでした!
というわけで、雑に書き連ねてきた卒論体験記もいったんお終い。
ただ、ブログ自体は続けようと思ってるので、ちょっとネタ考えた上で投稿したいと思います。
*1:マナー的なものはともかく先生もヘビースモーカーでした。
卒論の製本とか
こんばんは。
ちゃんと今日は書きますよってに。
というわけで、卒業体験記ですが試験編に入る前に意外と重要な製本作業について今日ものんべんだらりと書き連ねていこうと思います。
ま、この辺の話題は共有知識でないかなと思う次第。
ちなみにボクの場合、お手製簡易製本と業者さんでのしっかりした製本の両方を行ってますので、その辺も書いていければ。
1:共通準備編
1. で、いつくらいに取りかかればいいの?
実は大事な問題かと思います。前回も書いたように、人によっては提出許可が出てからが本番なんてこともあるわけで、そうなると「真の締め切り」はいつやねん?という話が重要です。
このあたりもなかなか一概には言いにくいところもありますが、業者さんに製本に出したいのであれば、事務局締切の3週間前くらいには終わってないと厳しいんじゃないかなーと勝手に思う次第。
簡易製本であれば、1週間前くらいでもなんとかなるとは思いますが、意外とやることは多いので、余裕を持った締切を先生と合意し、まずはそこに向かって論文の完成を目指しましょう。
2. 誤字脱字は何遍見てもあるもの
で、無事Fixしましたよ。となって一番最初にすべきこと。それは唯一つ、「誤字脱字チェック」です。
もうね、誤字脱字ってのはホントいつでもどこでも出てくるの。誤字脱字か妖怪チ◯毛散らしかってくらい神出鬼没。
だもんで、最後まで誤字脱字チェックは抜かりのないよう。ボクはレポートのときにこの辺の習慣をしっかりつけてこなかったもんですから、ホント見るたんびに見つけて陰鬱としておりました。
ちなみに、この段階でなんか思いついて原稿に手を入れるのだけはNG。そんなことしちゃうと先生のレビューを通ってない論文を提出することになりますからね。
あと、ギリギリでの思いつきはだいたい間違ってる*1ので、そこはぐっとこらえましょう。
3. まずはPDFに焼くんやで
論文の執筆環境は様々で、MS Word使ってたり、Pages使ってたり、最近ではGoogle Documentな人もいるかもしれません*2。
そのまま印刷してもいいっちゃあいいんですが、この後触れるように印刷屋さんに持っていく予定があれば、まずはPDFに焼いちゃいましょう。
というのも、特に社会人の方にはよく知られた話ですが、ワープロソフトとは言えども、印刷したときには微妙に変な感じになったりすることも往々にしてありまして*3、「思てたんとちがーう(©笑い飯西田)」となるリスクもあったりなかったりするんですな。
その点、PDFはそんなこともないですし、そもそも印刷屋さんによっては「データ入稿はPDFに限る」という条件がついているところもあります。あと、特殊なフォントとか使ってるときは印刷屋さんが対応しておらず文字化けしたりする危険性もありますし。
というわけで、できあがった原稿はまずPDFファイルとして保管しておきましょう。
ちなみに、会社のおじいちゃんがやってるみたいに「Wordを印刷して『画像スキャン』でPDF保存」とかいうロックなことはしないように。ドキュメントの印刷時にPDF仮想プリンタ選ぶんやで。
あと、画像とかを貼り付けてる人は解像度にも気をつけてくださいまし。
2:簡易製本の巻
1. 印刷はレーザープリンタで
さて、ここからは実際に製本を始めていきましょう。というわけでまずは、「自分で作る簡易製本」編から。
簡易製本の場合、とにもかくにも印刷した原稿がないことには始まりません。で、このときの注意点としてはおおむね2つ。
まず、原稿は片面出力すること。
この辺、先生の方針だったりなんだったりで変わるかもですが、一般的に言って両面印刷しちゃうとまず「紙の厚みが足らん」ということが想定されます。
また、両面印刷の場合、紙質そのものにも注意を払わないと、裏写りしちゃって読むに耐えないものになることもままあります。ですので、印刷は片面が良いのではないかと。
次に、個人的にプリンタはレーザープリンタがオススメです。
通常、一般家庭で保有しているのはインクジェットプリンタが多いと思うのですが、インクジェットの場合、長期間保管していると色抜けしたり、そもそも印刷時に滲みが発生したりすることがままあるかと思います。
せっかくの卒論なんですし、そこはちょいとばかりお金払ってキレイな原稿にしましょうよ、ということでレーザープリンタがオススメです。
2. Kinko'sはいいぞ
さて、レーザープリンタがオススメといったものの、これはわざわざ買えというわけではなく、印刷サービスを使えばいいじゃないということになります。
というわけでまず最初に思いつくのがコンビニのプリントサービスでして、そちらも全然悪くないのですが、ちょいとばかし高めなのがしんどい。特にカラー原稿がある場合などはねぇ…
ということで、私的オススメはKinko'sです。こちら、学生ですとモノクロA4が1枚8円とか6円とかで印刷でき、コンビニよりだいぶお安い値段で印刷できます。
PDFファイルをUSBメモリ(一部の店舗ではUSB3.0(コネクタが青いの)非対応なので要注意!)に入れてもっていけばそのままプリンタに差して印刷できますし、USB持ってへんでという人は、Googleドライブとかに放り込んでおけば、貸し出しPC使ってそこから印刷かけることもできます。
それに、どうしても不安だという人なら、プリント作業自体をお店の人に頼めるので、ぜーんぶおまかせすることも可能。
1000円前後の出費でキレイな原稿作れますので、是非とも検討されてはいかがかと思います。
3. 後は綴るだけ
原稿を紙に印刷したらもう貴方の勝利です。あとは表紙をつけて綴るだけです。
で、このときに守らないといけないルールは1つだけ。「堅い表紙をつけよ」という事務局からの指示がありますので、専用の製本キットなどを購入して挟み込めばOKです。
ボクは↓のやつを使いました。(Amazonの回し者です。3冊セットじゃなくても検索すれば出てきますよー)
こちらの製本キット、紙厚等々によっては結構ギュウギュウ押し込まないといけないこともあるので、そのあたりはご注意くださいませ。
もちろん、製本キットを使わなくてもOK。慶應通信ではないですが、国文学専攻の人で和綴じされてる人なんかもネットで見たことあります。
でもって、あとはラベルに題目等々を印刷して貼り付けて提出票と写真を貼り付けましょう。
3: 業者製本編
1. どこの業者にお願いするのさ
提出するだけなら簡易製本で十分なんですが、やっぱり記念にきっちりしたザ・論文な製本にしたくなっちゃうのは人情というもの。
じゃあどこに印刷に出すか?って話ですが、これは居住地によって変わると思って良いかも。
関東圏在住の方であれば、三田の生協で受け付けてくれます。
では地方民は?ということですが、地元の印刷屋さんとかでも良いのですが、オススメは三田の正門前にあるプリントショップエイトさん…と言いたかったのですが、今調べると駒場にお引越しされてるようですね…
プリントショップ エイト | とってもらえるコピー屋さんのプリントショップエイトです。慶應大学正門前にありました。
となると、事情が変わってるかもしれませんが、当時のサービスのままだとすると、何が良いって
・データ入稿&完成品の発送に対応してくれているので店舗訪問不要。
・締切が納期4日前。中1日前とかでも特急料金で対応してくれる。
・ペンマークのデータが店舗にあるので「ペンマークお願いします」で上記のようにつけてくれる。
というところ。
生協だと必ず足を運ぶ必要があるので、地方民はちょっとねぇ…というところ。
お値段はページ数なんかにもよりますが、自分の場合、白黒カラー混在80ページ弱で1冊5,500円強でした。支払いも到着後に振り込みでOKという。
地方民の方は一度ご検討されてはいかがでしょう?
2. ペンマークの使用許可
これって要るのかなぁ…どうなんだろ。
と、実のところよく分からないところもあるのですが、慶應義塾のルール的には、ペンマークの使用には許可が必要ということになっています。
ということで、念の為許可は取っておいた方がいいのではないかなーと。自分も一応申請して許可いただきました。が、データについては印刷屋さんが持ってたということで引き渡す必要はありませんでした。
印刷屋さんから製本されたやつが届いたときの感激はひとしおです。もし、提出締め切りまでに間に合わなかったとしても、別のタイミングで作っておくのもいいのではないでしょうか。
4: 忘れてはイカンものがある
ここまで製本のことについてツラツラと書いてきましたが、なんやかんやの手配の待ちタイミングが発生します。で、この待ちの間に、忘れてはいけないものを準備しておきましょう。それは、
「卒業論文要旨」
です。
これは、その名の通り卒論の要旨。提出時につけて出さないといけません。卒業試験の際、副査の先生はこれしか見てないことも往々にしてあるとのことで、しっかりと自分の論文の内容をコンパクトかつ分かりやすく、しかもあたかも世紀の発見であるかのようにまとめましょう。
意外とアタマ使いますで。
というわけで、今日も雑文を書き連ねてまいりました。
明日くらいには卒業試験について書けたらなぁと思っておりますです、ハイ。