木曜日のこと
こんばんは。
最近特にこれといって動きもなかったのでブログ放置してましたが、久しぶりに…
というわけで早速ですが。
今週木曜日、我が家のワンコが亡くなりました。
年末に脾臓の癌を患っていることが発覚し、摘出手術を行ったのですが、どうやら肝臓に転移していたらしく…
最後は台所にいる母親のところに行こうとして力尽きたみたいですが、苦しい声を出すこともなく、眠るように息を引き取りました。
我が家に来てくれてから13年と10ヶ月。
その間、2回も転職したり、しばらく東京にいってたり、もちろん慶應通信に入学して卒業したり、2人の弟は結婚して家を出て。
色々と我が家の環境も変わりましたが、ずーっと変わらず愛嬌を振りまいてくれました。
2歳になる頃にはおもちゃで遊ぶことにも興味がなくなり、お散歩に行くのもキライ。外でよそのワンコに会おうものなら文字通り尻尾巻いて逃げ出すけど、近所の人たちや家に来たお客さんや業者さんにはかまってほしくてまとわりついてました。
ただただ誰かのそばにいたいだけ。そして美味しい食べ物をおねだりするだけ。
暴れまわることもなく、吠えまくることもなく、一日穏やかにのんびりと過ごして、家族がお出かけから帰ってきたら、一生懸命顔舐め回して尻尾振って歓迎してくれました。
誰しもが同じように思うのかもしれませんが、どこのワンコよりも可愛くて賢くていい子だったと思います。
亡くなったことを家族や親戚に連絡したら、みんな飛んできて亡骸を抱きしめて泣いてくれました。
叔父や叔母、いとこはお葬式にまでわざわざ来てくれました。
飼い主のわがまま、人間のわがままかもしれませんが、誰よりも愛されて、誰よりも周りを癒やして愛してくれた子でした。
もっと一緒にいてあげればよかった、もっと治療もできたかもしれなかった、あのときああしていればよかったという後悔は山ほどありますが、家族の誰かが悲しんでいれば、ずーーーーーっと横にいて慰めてくれた子でしたから、あんまり引きずってると安らかに眠れないことでしょう。
天国でも陽の当たるところでのんびり横になりながら周りを眺めてることでしょうから、その姿を思い浮かべながら思い出を大切にしていきたいと思います。
次に再会するときには、また嫌になるくらい顔中舐め回してくれることでしょう。
そのときまでもう少しだけお留守番しててね。