慶應通信学習記録ー経済学部普通課程69期秋ー

慶應義塾大学経済学部通信課程に69期秋入学しました。(普通課程)

卒論体験記その5:卒業試験

こんばんは。書くって言ったら書くんです、ハイ。

というわけで卒論体験記シリーズ、最終回の卒業試験編です。自分の卒業試験がちょうど去年の9/10でした。

既に終えられた方、ボチボチという方、そんなの関係ねぇという方様々かとは思いますが、ちょっとした暇つぶしにでも読んでいただければ。
過去の卒論体験記シリーズはこちらから。

 例によって極めて個人的な体験でありますからご了承の程を。

 1. 前日まで

のっけからで恐縮ですが、ここが一番勝負なんですよねー

というのも、当日は当然のことながら、「お前の卒論は何が良いんだい?ん?ん?」という質問をクリティカルに打ち返す必要があるわけで、その辺の準備は抜かりなくやりたいところです。

ここで1点注意するべきなのが、「試験用のプレゼン資料」。
これなんですが、たまーに「試験で追加の資料配布など認めぬ!」とおっしゃる先生がいらっしゃるそうで。
ボクも資料作りに悩んでたところ、某卒業生から「あったらあったで良いけど使えないかもだしなんとかなるさー」というアドバイスを頂いた結果、矢吹ばりのノーガード戦法で立ち向かうことにしました。

重要なのは、しっかりと卒論の内容をアタマに叩き込んだ上で、新奇性だとかアピールポイントをキッチリ喋れるようにしておくことではないかと。てか、つい数ヶ月前まで脳みそに汗かきながら書いた論文なんですから、そんなにイチからやる必要もないでしょう。

2. 当日開始前

このご時世ですからね。ビデオチャットなんでしょうね。自分のときは対面でしたので、前日には東京に移動して11時過ぎには三田にいましたよね。
で、試験が始まるのが確か14時。3時間ですよね。

多分、この3時間でタバコ1箱半は吸ったよね*1…コーヒーは5本くらい飲んでるよね…

 ていうくらい緊張したよね。メンタルスムージーだし。

まぁこの時間はどうしても訪れます。緊張するなって方がムリなので、ガッツリ緊張してください。

3. いよいよ試験

いよいよ試験スタートです。試験は、指導教員の先生が主査となりもう1名副査の先生が同席して行われます。

でもって、たぶん最初は皆さん、「お前の論文プレゼンしてみ?」から始まるわけですが、ここであえて攻略法的な言い方をすると、「アピールは副査に向いて」ということ。
そりゃそうです。指導教員は論文全部読んでるんですから。てか、「提出してええで」と太鼓判を押したのは他でもない指導教員の先生です。強みも弱みも全部知ってて当たり前です。

ところが副査の先生はそういうわけではなく、その日までに論文を読んでるかどうかも微妙です。なんなら要旨すら読んでないかもしれません。
あと、「普段通信生を受け持っていない」とか、「今年から慶應来たばかりでまだまだ勝手が(←自分の副査の先生はこのパターンでした)」という先生も当然いらっしゃるわけで、そういう先生からすると「通信生の書く卒論ってどんなもんよ?」という見え方になるわけです。

となると壁はこの副査の先生。ですから、この先生に向かってどんどん自分の論文の凄さをアピールしましょう!

ただ、物ごとには何でも例外とか幸運とかいうのもありましてね。

自分のときは、まず大まかに「アレがこうだからナニをソレして」というあらすじをまずお話し、そこから、「で、ココが凄いわけよ。でもってこれ書いたオレって超凄くね?」という進め方を立てていたんですね。
で、あらすじを一通りお話して、いよいよ凄さアピールのターン!と思ったら、「で、ココが凄いわけよ」という話をまさかの指導教員が始めるというwww

で、副査の先生も「ふむふむ。で、ここはこうなんですな。」とエンジンがかかりはじめ。そうなると学者さん同士の会話がスタートとなるわけですから、一介のチンピラは黙るしか無いですね。
たまーに質問飛んできたときだけ、「そうなんですハイ」くらいの返答をしつつ、果たして試験なんだろうかという形で進んでいき、無事終了するという体験をしました。

で、一通りやり取りが終わると、後は四方山話に花を咲かせて終了しました。ホント、試験というより指導の延長みたいな感じで。

さすがにこんなケースはなかなかないでしょうが、いざ始まると気楽なもんなんじゃないか説は、自分の中で有力だったりします。

4. 総合諮問

卒業試験では、卒論に関する諮問の他に、「卒業に値する学力を有するか?」を問う総合諮問が行われるのがルール。

なんですが、ここについてはサーセン。何にもお話できません。

だって、それっぽい話、一切無かったんですもの。

まぁ、大学教授相手にお話してるんで、一介のチンピラの脳内は簡単に見透かされたんだと思うことにしときました。

ただ、一応、ここの準備もしっかりしておいたほうが良いとは思います。特に卒論に関連する分野周りとか、ホントの基礎の部分とか。
嘘かマコトか、経済学部で「市場」を「イチバ」と読んで落とされた人がいるなんていう都市伝説もあったりしますから、そんなしょうもないミスはしないようにしましょう。

5. 試験終了後

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もうお好きにどうぞ!昼間っから飲むもよし、キャンパス内を散策するもよし、生協とかインフォメーションセンターでお土産買いまくるもよし。

昨今のリモート試験なら、そのままベッドに全裸でダイブすることだって許されちゃう!

本当に本当にお疲れさまでした!

 

というわけで、雑に書き連ねてきた卒論体験記もいったんお終い。

ただ、ブログ自体は続けようと思ってるので、ちょっとネタ考えた上で投稿したいと思います。

 

*1:マナー的なものはともかく先生もヘビースモーカーでした。