卒論体験記その3:2回目指導編
こんばんは。最近、ホントにバタバタしてて、帰宅した頃には疲労困憊、ブログを書くのもシンド…という状況で書けてなかったですが、頑張って再開です。
というわけで今回は2回目指導編。自分の場合、卒論指導は3回だったのでこのようなタイトルにしてますが、人によっては4回以上の指導とする/なる場合もあるかと思うので、「最終指導の1回前」という感じで読んでいただければと思います。
前回までの記事はこちら↓
でもって、当時の記事はこちら↓あたりに
ではでは、例によって個人的体験談です。
- 1. 実は初回で指導回数は決まる説(前回記事補足も兼ねて)
- 2. 2回目指導までの間が慶應通信で一番キツイ時期
- 3. 卒業予定申告書はだいじに!
- 4. この段階でも実は論文書いてない
- 5. 卒業予定申告許可ちょーだいってハッキリ言いましょう。
- 6. 2回目終わってからが本番!
1. 実は初回で指導回数は決まる説(前回記事補足も兼ねて)
前回の記事でホントは書いとくべきだったんですが、卒論指導の回数が何回になるか?というのは、初回の指導ですり合わせがされる(もしくはしておく)内容となります。
この辺も先生方によって違いがあり、昔おられた先生で「全○回の指導で組み立てます」と宣言されていた方がいらっしゃったり、はたまた「大体数年はかかるで」という先生もいます。
自分の指導教授は、「過去に指導した学生はあんな人もこんな人もいて。で、君はどうしたい?」と、こちらの意図を確認されるタイプでした。
その際、「できたら3回でいきたいんですけど…」とお伝えした結果、「じゃあ、次回までにコレとコレを仕上げてきたら3回で行ける。無理ならもう少しね。」ということで、3回で終わらせるためのハードルと宿題が設定されたという次第。
多分、大体の先生が意思確認されると思いますので、キッチリと自分の意志と計画を持って、初回指導に臨むようにしましょう。
2. 2回目指導までの間が慶應通信で一番キツイ時期
学部やら個人の履修計画やらに依存しますが、もし最短卒業を計画して卒論指導に入る場合、初回指導前の科目試験~2回目直前の科目試験の時期が一番キツイ時期になると思われます。というのも、このあたりの時期というのは、Ⅲ年次~Ⅳ年次前半の時期になりますが、最短卒業ペースで来ている場合、単位は間違いなく取り切れておらず、かつスクーリング単位も取れてるか微妙、全学部で間違いなく必修科目が残ってるという時期に該当します。
つまり、初回指導前後~2回目指導までの間は、「卒論の作業もしながら、レポートも書きつつ、科目試験も受けて、スクーリングにも行く」という、超マルチタスクな時期になるわけです*1
しかも、卒論というのは往々にして「慶應通信で開講されている科目の知識なぞ直接に役立つことはほぼ無い」ことになることが多いので、通常の大学の勉強とは違う頭の働きが要求されるため、慶應通信の枠内でも2種類の頭の使い方が必要になります。
さらにここに通常の社会生活が乗っかっているのですから、とにかく頭の中が忙しすぎ!という状況をいかに乗り切るか?というのがキーになってきます。
マルチタスクには早めに慣れるようにしておき、先生から頂いた課題をきちんとこなして2回目指導に臨めるようにしておかないと、大目玉喰らいまっせ…
3. 卒業予定申告書はだいじに!
もうこれはそのまんま。無くしたら再発行手数料200円かかります。指導前に事務局言って、申し訳無さそうに「無くしました…」っていうの、結構恥ずかしいかも←経験者は語る
4. この段階でも実は論文書いてない
これも指導アプローチ次第ですが、多分この段階でも論文自体は1文字も書いてないことになるケースが多いのではないかと。色んな文献集めたり、データ収集して分析したり、はたまた課題図書に関するレポート書いたり。
論文本体は目次ができてるかなー?どうかなー?くらいのレベルで全然OK*2。
論文なんて最後にできてればよく、この段階ではまだまだ自分の問いに対して正しい道を進んでいるか?を確認するのが目標。
ていうか、焦って書き始めると、多分この後で「イチから書き直し」になると思います…
そのあたりは先生としっかりとコミュニケーション取って、自分の今なすべきことに集中しましょう。
5. 卒業予定申告許可ちょーだいってハッキリ言いましょう。
ここまでの準備が完璧で、先生とも事前に順調にコミュニケーションできてる人であれば、不安に感じることは全く無いでしょう。
もし微妙かなーという人であっても、その時点での進捗は先生にキッチリと説明し、自分がいかに成果を上げているかをきちんとアピールしましょう。
そして、ちゃんと先生に「卒業予定申告いただけそうですか?」と聞きましょう。
というのも、先生によって通信の制度に対する理解度には差がありますので、先生によっては自分からちゃんと言わないと、「じゃあおつかれさまでした」で終わっちゃう場合があります。ていうか、自分の先生がそうでした。
なので、指導が首尾よく終わればその時点で「先生、ここにハンコお願いします」ときちんとお伝えして、卒業予定申告の許可をいただかないと、「ちゃんとできてるのに指導が1回増えて卒業は半年遅れ」みたいなことになりかねません。
なかなか言い出しにくい部分もあると思いますが、言うべきことは言いましょう*3。
6. 2回目終わってからが本番!
2回目が終わり、卒業予定申告を提出したということはすなわち、「1年後に自分は卒業するのだ」と公的に宣言したということ。
じゃあこの段階でするべきことはただ1つ。「最終指導で卒論提出許可をもらうために必要な作業を進めること。」
2回目指導が終われば、大抵の人は論文自体の執筆に着手することになると思います。そして、半年後にはドラフト*4を持参し、指導後数週間以内には完成させて提出する必要があるのです。
ですから、指導が終わったからと言って気を抜く暇は一瞬たりとてありません。むしろ、ここからが本番です。
最終回に向けて論文を執筆し、卒業所要単位を充足させること。この1点に向って全てのエネルギーをぶつけていきましょう。
ていうか…ぶっちゃけここからが慶應通信そのものの本番と言ってもいいんじゃないか説。今から振り返ると、この時期が一番面白かったもん。
例によってまた取り留めのない雑文となってしまい恐縮です。
次回は最終指導について、またまた書きなぐっていければと思います。