慶應通信学習記録ー経済学部普通課程69期秋ー

慶應義塾大学経済学部通信課程に69期秋入学しました。(普通課程)

【卒論】卒論制作にかかるコスト

こんにちは。

週末の暑い日、少し遅めの昼休みです。

最近、お昼ご飯は少なめ、あるいは食べないようにしているので、休み時間は丸々他のことに充てられるということで、今日は卒論用のデータ整理に取り掛かります。

経済学部の卒論だと、パネルデータ*1を使って分析することも多いかと思われますが、自分もそのクチ。
ある属性をもった企業群のこれまたあるデータを時系列に並べ、そこから卒論本文で分析する対象を選び出す(なんのこっちゃ)という作業のために、データを収集して整理しなければいけません。
しかもこの作業は、卒論の下準備の下準備みたいなもの。この整理が終わってもなーんにも見えてこないわけで、結構な苦行と言えば苦行です。

でもって、このデータ。
実は世間的には販売されているもの。にもかかわらず、コツコツと何時間もかけてデータ整理をしているわけで、非効率極まりない。

じゃあなんでそんな非効率なことをしているのか?というと、単純に「カネがない!」という1点につきます。より厳密にいうと、「個人で負担するにはちょっと…」という金額が必要なのです。
なので、お金の代わりに時間というコストを負担せざるを得ないと。

実際問題、卒論に入ると、学習に要する費用がこれまでとは比べ物になんないくらい跳ね上がってます。

これまでは市販テキストを除けば、参考文献の類はほとんど図書館で済ませてきましたが、卒論に入るとそうもいかず。
自分のテーマの基礎となる文献はやっぱり手元に置いておきたいので、購入します。しかも今回は結構なお値段のする本がいくつも…

また、卒論で扱うツールのテキストや参考書なども購入しておかないと、必要な時に参照できません。

さらに、参考にする論文もレポート作成時に参照するものとは異なり、ある程度新しいものが必要になっており、有償で販売されていたり、まだ電子化されていないために図書館でコピー取ったり。

というわけで、初回指導終えて1月も経たないというのに、既に数万円の出費が発生している状況w

卒論テーマの選定には、このあたりのことも念頭に置かないと、執筆が前に進まないということがあり得るかもしれません。
実際、自分が以前構想していたテーマは、公文書館や図書館の貴重書などを使わないと書けないであろう部分が生じることが分かり、普通のリーマン、それも出張多め、時間は不規則という稼業についてる人間では対応できないことが分かり、断念したということもあります。

卒論山を登るためにはハイキング気分ではなく、きっちりとした装備を整えることも必要なのだと痛感した昼下がりでした…

 

*1:複数の項目について時系列にデータを並べたもの。月別支店別売上とかそういうイメージ。パネルデータ分析 - Wikipedia