慶應通信学習記録ー経済学部普通課程69期秋ー

慶應義塾大学経済学部通信課程に69期秋入学しました。(普通課程)

参考文献の紹介など(総合教育科目(三分野・社会科学)編)

こんばんは。

昨夜はTwitterのほうでたくさんのリプライといいねをいただきました。皆様、本当にありがとうございました。

さて、そうこうしているうちに秋入学生の方も入学され、波乱の科目試験も終了ということで、テキスト科目について振り返りつつ、参考文献のご紹介(別名:Amazonの回し者)などをしてみようと思います。
前回の三分野・人文科学編はこちらから。

ちなみに記載にあたっては、
・単位取得できた科目のみ。
・試験の内容とか難易度の部分は、それほど踏み込みません。
・今年のレポート課題は意識してません。
・スクとテキストは分けて書きます。
・Amazonの広告多めw
である旨ご了承くださいまし…

 総論

 まあこれは勝手な思い込みかもしれませんが、文学部の方とかはもしかすると「あんまりなぁ…」と思ってらっしゃるかもしれません。経済学なんか数式飛び交いますしね。

ですが、こういう表現は良くないかもですが、総合科目で最もコスパの良い分野は、実は社会科学分野だと思うのです。

その理由は…
・4科目全てが4単位 → 48単位中、16単位を獲得できる。
・4科目中、3科目がⅠ年次配本 → 初年度で12単位獲得できる。
・専門科目につながる科目ばかり → これは人文科学も同じかも。けど、専門科目と内容がかなり近しいと思います。
といったところ。

また、経済学を除けば、テキストがかなり役立ちます。(経済学はもっと分かりやすい書籍があります。)

是非ともこの分野は取りこぼさないようにしてもらいたいと思うのです。

政治学

※参考文献が毎年変わる可能性あり。

 こちらの科目ですが、実は日々のニュースだとか、選挙特番、池上さんのテレビなんぞを見てると入ってくるような知識である程度はフォローできますし、レベル的には中学・高校の公民とか政経ができてれば、基本的にはOKじゃないかなーと思います。

後は、日本だけではなく海外の政治制度についてもフォローが必要ですが、この辺りもニュースとかで触れられる機会も多いですから、追いつくことはそれほど難しくはないと思ってます。議院内閣制と大統領制の違いとか、各国の議会制度の違いとか。

2019年度の参考文献は、ボクのときと同じものが挙げられてるようですね。

ただこちらの本、現在では絶版となっているため、入手が困難です。中古本でも良い方はAmazonとかで出てくるのを待つべし、そうでない方は図書館で探してみましょう。大阪だと府立中央図書館と市立大学図書館に、慶應のメディアセンターなら、三田・日吉・SFCに蔵書があるようです。

試験はレポートが書けてればなんとかなるんでは無いかなぁと思います。

法学(憲法を含む)

これは少し好き嫌いあるかもなぁ…

内容的にはそんなに難しくないと思います。が、単純に「○×法とは…」とか、「△☆法のこの規定は…」とかいうところだけではなく、法哲学とか法体系についても言及されますので、その辺で食わず嫌いが出る人いるかもです。

試験については、どうやらボクが受験したときとは様子が違うみたいなので、触れないことにします。

参考文献ですが、ボクのときとは異なる文献が挙げられてるようですね。が、現代法学入門は、高校卒業後最初の職場で法律学の研修があったときに利用したことがあります。当時は全然読む気がなかったですが、まずはコンパクトに収まってるんじゃないか?と思います。あと、レポート執筆にあたっては、判例の確認や検討が必要になったりしますので、そのような場合はジュリストとかあたりのお世話になります。

  

経済学

もうこれはシンプルに。

経済学部生は必ず履修すること。経済学部だからとか言う理由では無く、取っといて絶対間違いないので。

あと、経済学部生は参考文献も買っとくこと。どんだけお世話になるか分かんないので。

といいつつ、実は経済原論が今ではマクロとミクロに分かれてるんで、ちょっと事情が違うかなぁ…という点もあったり。ボクの頃は、レポート・試験のどちらも、いわば「経済原論のエッセンス版」という感じで、相互の関連性がめちゃくちゃ高かったので、2年目に入って経済原論に着手したときに感心したものでした。が、今はちょっと様相違うかもです。

参考文献ですが、塩澤基礎コースは絶対オススメ。専門科目に入っても度々お世話になります。それだけじゃ物足りん!という方向けに、何冊かオススメ挙げておきます。

    

社会学

個人的には苦手科目でした。何が言いたいんだテメェは!みたいな感じ?

逆に関心が深い人、興味のある人にとっては楽しい科目なのかもしれませんが…

こちらの科目、レポートはあんな感じです。でもって、試験も過去問見れば分かると思います。なんで詳しいことは省略しますが、逆に言うと、めちゃくちゃ自由度が高いので、とっかかりに苦労します。ある意味、大学での学問のスタンダードかもしれません。あるテーマ設定の中で、自分でしっかりと問いを立てて、きちんと筋道立てて論証していく。そういう意味では、もしかすると卒論のトレーニングとしては抜群かも。

参考文献ですが、テーマによって大きく異なりますので、こちらも細かいところは省略。市販書採用科目なんですが、価格的に購入をためらう人もいるかもしれません。けど、持ってないとどうなるか…?ってことは分かると思います。(大学から貰ったものをよく読んでみよう!)

 こちらの本、価格もさることながら、その分厚さに恐怖を覚えます。コレ持ち歩くとか狂気の沙汰やでしかし…

使用後は読み返すも良し、本棚の幅稼ぎに飾るも良し、鈍器のようなものとして利用する…のは控えましょう。あと、これは既修者に頼めば譲ってくれる率№1の本かもしんない。

 

社会科学分野はボリューム多めでお送りしました。前回からはだいぶ過ぎてしまったので、次の自然科学編はできるだけ早く書くようにします…