慶應通信学習記録ー経済学部普通課程69期秋ー

慶應義塾大学経済学部通信課程に69期秋入学しました。(普通課程)

夏スク2期の思い出なぞ

こんばんは。

進捗報告がメインのブログということで、特にやることがないと当然更新は滞りますわね…
といいつつ、卒試に向けた準備はボチボチと進めてはおりますが。

さて、この時期の慶應通信の話題は何と言っても夏スク!
というわけで、過去3年受講したときの科目別の思い出とかを問わず語りしてみようかと思います。

1年目

午前:英語リーディング

 英語のスクーリングは講義を担当する先生によって内容も難易度も大きく変わりますが、自分が受講した法学部S教授の講義は、少々失礼な言い方になりますが「当たり」だったように思います。

ゴリゴリ英語を読んでいくというよりも、ジョブズの有名なスタンフォード大学卒業式辞(Stay Hungry. Stay Foolish.のやつね)とか、TEDのスピーチの書き起こしを読んでいったり、アメリカにおける保険の問題や宗教の問題を扱ったドキュメンタリーを見ましょうといった形で進められ、英語の講義というよりも、さながら現代アメリカ文化論といった内容。もちろん、めちゃくちゃ面白かったです。

さらに、先生は「英語の講義は90分1コマ/週より30分3コマ/週にすべき!」という持論をお持ちで、教育にも熱意を注いでおられました。

思い返すと、これが自分にとって初めての大学の講義。そこでこういった先生の講義を受けられたことは、その後の通教生活を良くしてくれたキッカケだったのだろうなぁと思います。

午後:社会科学概論

今年から先生も変更となり、1期に移動してるので今更なところもありますが…

正直なところ、受講当時は、この講義あんまり好きでは無かったんですよね…
というのも、どっちかっていうと哲学よりな内容だったので、どうしても自分の中の拒否反応を抑えられず…

しかし、今になると、諸科学のベースには哲学が必ず横たわっていて、そこを外すとあらゆる論説は空虚になるのでは?という考えに至り、であるならばこの講義は決してムダでは無く、むしろ気づかないうちに自分の態度を作ってくれたのだなぁと。

今年の先生はどうだったんでしょうか?気になります。

2年目

午前:公共経済学

えーっと、先に言っておくと、いわゆる公共経済学的な話は非常に少なめですw

が!今年この講義を受けられる皆さんは幸せです。

この年は、例外的にお一人で6日間ご担当されたのですが、毎日、公共経済学近辺のテーマでグループディスカッションが行われました。
「グループディスカッションとかうぜぇ」と思われる方もいらっしゃるでしょう。自分もそのクチでした。
しかし、この講義の神髄は、公共経済学でもなければ、グループディスカッションでもプレゼンテーションでもなく、「学問の楽しさ」を知り、「何かを見つけることの楽しさ」を知ること。
そこから得られるリターンの大きさに比べれば、グループディスカッションのウザさなんてどっかに飛んでいきます。てか、ディスカッションのグループ分けにもちょいとした工夫があって、必ず新たな発見ができるようになっています。

今年受講予定の皆さんは是非とも楽しんでください。今年受講しなかった/できなかった方、次回は是非とも受講することを強くオススメします。

午後:経済政策

慶應経済の名物教授(と思ってる)F教授がご担当される前半は、これまた必聴ですな。(ちなみにF教授は公共経済学のK先生のお師匠だとかいうお話)

これまた基本的に経済政策のお話はありません。そちらは後半のC先生がキッチリやってくれます。

で、F教授の何が面白いかというと、とにかく破天荒な講義w
Fゼミで地方の映画祭に出した作品の上映があったり、(この年は無かったものの)講義後にピアノコンサートが開催されたり、嫌みの無い自慢だったり。某アイドルのエピソードが出てくることもありまっせ。

かといって、全く学問しないかというと、要所要所はキッチリ押さえられてます。

単位にならなくとも毎年受講する固定ファンがついてたりもしますし、公共経済学とセットで受講することをオススメします。

3年目

午前:公共経済学

去年も受け取るやないか!というツッコミは無粋です。だって楽しいんだもの。でもって、この年は例年通りお2人でご担当されましたので講師違いということで単位にもなったしw

でもってご存じの方も多いかと思いますが、両K先生はご兄弟です。兄弟揃って東大の院卒ですってよ奥さん

で、兄先生はそこそこスタンダードな大学の講義ですが、弟先生に負けてるか?というと全くそんなことはなく、それぞれの方法論の違いというか。でもって、やっぱり学問の楽しさを伝えるというところに芯があるように感じられました。

後半の弟先生の講義は前年同様にセンス・オブ・ワンダーがちりばめられたもの。
ちなみに、後半が始まる前に弟先生から「兄貴の講義どう?」ってLINEが来たのはお茶目なポイントw

午後:憲法

多分、夏スクで受けた講義の中で一番講義らしかったというかw

O先生は出席や試験も厳格です。

かといってただただキビシイだけで無く、憲法とは何ぞ?がしっかり理解できるようになってます。このご時世、知っておくだけでも色んな見方も変わりますしね。

講義においても基本的には講義!というお話のされ方です。
が…、ちょいちょい某W大ディスが真顔で入ります。
それも、ちょっとやそっとのモンでは無いです。そこそこハード目なヤツですw
ある意味でTHE 慶應な講義かもw

今年は大変暑うございます。特に日吉キャンパスは日陰も少なく、そのくせ冷房はデブが寒く感じるくらいになっております。

体調管理にご注意いただきつつ、講義を楽しみ、HUBを楽しんでください。

あと関西人の皆さま、ひようらでタコ焼き焼けますよ~

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