レポートに迷ったときに
こんばんは。
経済史のレポート、とりあえずテーマは設定したのですが、やたらと壮大な気がする…
多分、きっちりと書き切れたら、この方向で卒論書いてもいいんじゃなかろうか?と思うくらいには壮大ですw
まずはいったん無我夢中に進んでみましょう。
といったように、レポートを書き始めるまでに結構迷うことがあります。書き始めたらある程度は波に乗って書けるものの、産みの苦しみを激しく味わうことがあります。
で、そんなときに立ち返って読み直すものを今日はご紹介しようかと思います。
1. テキスト科目履修要領
とにもかくにも、まずはこの文書に立ち返ります。
で、こいつを読むときなんですが、後半の科目別シラバスだけではなく、前半部分の「学問分野別履修要領」をしっかりと読み直すのがポイントかと思います。入学直後のオリエンで「ここに学ぶべきことがコンパクトに記されている」と教えていただき、実際に読み返してみると、なんとなーくヒントになることが多々あります。
2.学習のすすめ
総合教育科目の学習の進め方について記されたこの本。しかしながら、実は専門科目のレポートを書く上でも結構ヒントになります。
総合科目は専門科目を学ぶ上での土台であり、その土台の作り方について記されているのですから、専門科目を書くときにも十分役立つという次第です。最初のほうは、科目を問わない学習の仕方について書かれていますので、そちらのほうもしっかりと読み直すことで、目の前の雲が少しずつ晴れていきます。
3.(経済学部のみ)別冊三田学会雑誌 スタディガイド
こちらは、通学課程の経済学部1年生に対して入学時に配布している小冊子ですが、通信課程でも有償頒布を受けることができます。
経済学の領域のいくつかについて、どのような学問であるか、どのような学習がよいか、読むべき文献はといったものが記されています。これと履修要領を読むことで、学習の進め方のヒントはかなり得られるため、非常に重宝しています。
通学課程向けですので、日吉時代→三田時代でどのように学習を進めるか?とか、通学課程の科目名で書かれているとか、いくつか通信用に補完する必要はあることに注意。
4.レポート書き方指南書
こちらは科目に関する直接のヒントを与えてくれるものではありませんが、勉強に迷ったときに読み直します。
レポートの構成や組み立て方、テーマの設定の仕方などを改めて確認していると、意外と今取り組んでいるレポの構成がひらめき、突破口になることも多々あります。
ちなみにボクは↓の3冊を愛用しています。
アカデミック・スキルズ(第2版)――大学生のための知的技法入門
- 作者: 佐藤望,湯川武,横山千晶,近藤明彦
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2012/09/22
- メディア: 単行本
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5.論文集
当然、レベルは全く違いますし、参考文献として使いこなすだけの器量もこちらには無かったりするのですが、研究を生業としている人たちの文章を読むことで、「あぁ、こういうように考えていけばいいのだ」と教えてもらえます。
だいたい、↓のどちらかのサイトをうろうろして、興味があるテーマやタイトルが面白そうなものを読んでます。
CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所
皆さまも迷われたときには、いかがでしょう。